日経平均は中東情勢、地政学的リスクオフにより急落するも、夜間先物では石破・植田会談でのハト派色から再騰勢
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米国市場は反落。
前日燻っていた地政学的リスクが現実に。
イランは1日(日本時間で2日2時半頃)、イスラエルに対し弾道ミサイルを発射したと発表。
4月以来の大規模攻撃で再び第5次中東戦争に発展する懸念も。
その数180発以上とされ、中東情勢が緊迫化。
大半は迎撃されたとされており、まだイランによる一定の配慮がうかがえるが、イスラエルのネタニヤフ首相は報復を宣言。
即時応戦していない辺り、まだ全面戦争へのフェーズに変わるのか不透明。
まだお互い牽制し合うだけのポーズ、小競り合いにとどまるならいずれ戻すのだろうが、市場では一旦リスクオフが先行している。
日経先物(左) /上海総合 (右)休場
日経平均株価 終値 37,808.76(-843.21)
始値 38,136.20
高値 38,213.54
安値 37,651.07
日経225先物 終値 37,750(-1,020)
始値 37,890
高値 38,210
安値 37,750
出来高 31,575枚
日経平均は急反落。
地政学的リスクオフから、朝安後一段安。前日上昇分を帳消しにする格好に。
先物は880円GDで始まるが、序盤は買戻し先行。
あっさり3万8千円台を回復し、一時高値38,210円をつけるが、自律反発は早々に一服。
中盤は狭いレンジで膠着し、三角保ち合いの様相を呈していたが、終盤になって保ち合いを大きく下放れ。
引けにかけ一段安し、結局37,750円まで突っ込む安値引けで取引を終了。
あっさり3万8千円台を回復し、一時高値38,210円をつけるが、自律反発は早々に一服。
中盤は狭いレンジで膠着し、三角保ち合いの様相を呈していたが、終盤になって保ち合いを大きく下放れ。
引けにかけ一段安し、結局37,750円まで突っ込む安値引けで取引を終了。
そのハト派的発言やこれまでの緩和を継続する方針が改めて伝わると、市場は安心感からか巻き戻し再騰勢に。
自民党総裁選直後には石破ショックからリスクオフが進んでいたが、高市トレード直前の水準近くにまで回復している。
原発やリニアなど、これまで反対を貫いてきた主張を次々と軌道修正。
やはり立場が変われば、人をこうも変えるのか。
自民党総裁選直後には石破ショックからリスクオフが進んでいたが、高市トレード直前の水準近くにまで回復している。
原発やリニアなど、これまで反対を貫いてきた主張を次々と軌道修正。
やはり立場が変われば、人をこうも変えるのか。
「立場が人を作る」というかつての野村監督の言葉を思い出すが、総理大臣ともなれば、信念も微調整していく必要があるのかもしれない。
市場はこの兆しを歓迎し、為替はドル円が一気に巻き戻され円安方向に。
先物も朝方の高値水準を回復している。
市場はこの兆しを歓迎し、為替はドル円が一気に巻き戻され円安方向に。
先物も朝方の高値水準を回復している。
それでも踏み上げ効果に期待したが、尽く振り落とされてあえなく退散。
やれやれ。
デイ -80円(10枚)
現在の資金
2,623,610,000円 (-800,000円)※手数料考慮せず
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